43才で結婚した女の孤軍奮闘日記

百貫デブで農家の跡取りと結婚してしまった43の女のその後をせきららにつづります。

結婚理由を振り返る。

そもそも、なぜ最悪な条件ばかりの彼を撰んで(選ばれて)しまったのか。

以前のブログでも書きましたが、百貫デブの前にお付き合いしていた彼よりもマシだったり、大きな身体に安心感を感じたり…という理由だったと思いますが、もう1つ。

百貫デブの見た目というか健康について、このままじゃダメだって思ってしまったんです。

実は私、40歳になる二三年ほど前までBMIが25以上の、いわゆるデブだったんです。

けれど30代もそろそろ終わりをむかえようとしていたある日、結婚もしてないのに中年太りなんてシャレにもならんわあああ!ってなことで、本気ダイエットをしました。

それまでダイエットに興味が無かったわけでもなく、出来る範囲で頑張ったことはありましたが、どれも長続きせず、断念。

しかし!四十代を目前に控えていた私は年齢に負けない体型を手に入れるべく、久しぶりにマジになってダイエットに取り組みました。

結果、一年ほどで10キロ減。

現在でもリバウンド無し。

気をつけていたのは二点。

なるべく野菜中心の食事をよく噛んで食べる事と、適度な運動(有酸素運動)。

BMIは22になりました。

もっと痩せたい気持ちはあるのですが、あまり痩せ過ぎるとウイルスに対して抵抗力がなくなってしまうとかで…

って、半分言い訳なんですけどね。

それからダイエット中、健康に関する内容をネットや本でで読んだりテレビで観てたりもしてたので、ちょっとした健康オタクみたいになってました。

だから百貫デブに初めて会った時、肥満がどれだけ恐ろしい事かを十分に知っていた私。

「私ならなんとかしてあげられるかも…いや、なんとかしなきゃ」

ってな、変な使命感にとらわれてしまったんですね~。

でも、太り過ぎると空腹をガマンすることが出来ないらしい。

健康よりも空腹を満たすことが優先されるらしく、なかなか減量が出来ません。

百貫デブ曰く、「健康な人でも死ぬ時は死ぬ」と。

ま、否定はしません。

もしかしたら百貫デブの弟が影響しているのもあるのかもしれません。

百貫デブは現在五人兄妹ですが、五年前までは六人兄妹でした。

百貫デブの弟が30歳の若さで亡くなっていたのです。

詳しい理由は聞いていませんが、病気だったとか。

でもね、そんなこと私にとっちゃあ他人事。

てめえも親より早くくたばりてぇのかよ!

なぁんて、亡くなっていても義理の兄妹を引き合いに出せるはずがなく、なるべく量を減らしてみたり髙カロリーの物ばかりにならないようにと、地道に行ってはいるけど、いかんせん、本人がマジにならないためもあり、なかなか目に見えての効果が出ません。

原因はおそらくタバコと早食い。

タバコは糖の分解をするインスリンの量を少なくする働きがあるそうな。

だから早食いで糖の分解が間に合わず蓄積され、その結果、百貫デブが出来上がったものと思われます。

幸い、アルコールはほとんど飲まないので、見た目的にはかなりヤバくても今のところはギリギリ大丈夫なのでしょう。

最近の猛暑日続きで、後遺症が残らない程度の軽い脳梗塞でも起こしてくれれば少しは危機感を持ってくれるのかもしれませんが…

いくら頼んでも職場の健康診断の結果を見せたがりません。

これはもう既に、かなりヤバいことになっているのかもしれませんね。

脳梗塞とかでマヒが残って百貫デブの介護をしなきゃいけないことになったらと思うと…

百貫デブがトイレに行くたびに付き添わなきゃいけないことになったらと思うと…

下手な怪談話よりよっぽど怖いです。