43才で結婚した女の孤軍奮闘日記

百貫デブで農家の跡取りと結婚してしまった43の女のその後をせきららにつづります。

私が悪いの?

現在、我が家の食事は義父母とは別々。

でも、それに至るまではちょっとしたモメ事があったんです。

結婚した当初は、すぐとなりの別棟に寝起きをしている義父母が食事の度に私と百貫デブのところへ食べに来てました。

私は年齢の後ろめたさから、まぁしょうがないかなって思ってたら、義父が食事の度に「今年まではこっちで一緒に食べるからな」と言ったんです。

つまり、私と百貫デブが 結婚したのは昨年の11月中旬だったので、義父は12月いっぱいまでは私たちと一緒に食事をするが、年明けからは別々にしようとです。

しかも一回や二回ではなく、こちらがもう分かってますからと言いたくなるほど何度も言いました。

私は内心ほっとしました。

百貫デブの母親の作る料理って炭水化物中心のものが多く、御飯も山盛りによそうんです。

専業農家で米農家でもあるから、米には不自由しないとはいえ…

ダイエット中、余分な炭水化物や白米の糖質がどれだけ肥満になりやすいかを知って、極力おさえていた私にとって、義母の料理は不健康そのものの食事にしか思えませんでした。

あんな食事をしていれば誰だって百貫デブになってしまうでしょう。

そりゃあ農業で朝から晩まで体力を使う仕事をしていれば炭水化物中心の食事でも問題無いのでしょうけど、百貫デブは違います。

一応、ホワイトカラー。

いっそのこと土木関係に転職すればいいのにと思うこともあります。

それから、義父。

この義父がとにかく家に入ったらなにもしない。

しかも湯飲みについだお茶をわざわざお湯で薄めなければ飲めないという、わけの分からない体質の持ち主。

で、カレーと椎茸が嫌いなんです。

百貫デブは見た目どおりカレーが好き。

椎茸って、けっこういろんな料理に使いますよね。

ダイエット食には欠かせない食材だから、結婚前に実家で作っていたいくつかのメニューには椎茸を使うものがありました。

だから、結婚後はそれをしようと思っていたのに…

でもまぁ、それも12月いっぱいまでのガマンガマン。

そう思い耐え続けての今年の正月。

嫁いで初めての正月なので、親戚も交え義父母も私たちのところで食事をしました。

ま、正月だからね。

そう思っていました。

が!!!!!

正月が終わり、一週間が過ぎて二週間が過ぎ…二月になろうかとする頃になっても、まだ義父母は私たちのもとへ食事をしに来ます。

私は今、福祉関係の仕事をしていて時間も休みも不規則なため、四六時中家の仕事をしている義父母との食事は、はっきり言ってしんどい。

帰りが遅くなった時に義母が食事の用意をしてくれる時もありましたが、揚げ物や炭水化物が多めなので、申し訳ないことだったけど、ありがた迷惑でしかありませんでした。

だから、帰りが遅くなっても自分が食べる分は自分で作るようにしました。

せっかく苦労して普通体型を手に入れたのに、またデブには戻りたくないですからね。

そしたら義母が「私の作った料理はすずめさんは食べないから…」と、とうとう作らなくなったんです。

だったらてめえら夫婦の分だけでも作れや!って思ってても直接言えるはずもありません。

そして、その頃はちょうど職場でも忙しい時期だったので、疲れとストレスで毎日気が休まる日がありませんでした。

土日祭日休みの百貫デブと違い、平日休みが多い私。

休みの日くらい、朝からのんびりしたいと思っていても義父母が昼食を食べに来るとなればそうはいきません。

だからムリに用事を作って外出したり、前もって昼食は食べないことを伝えたりしてました。

それでもイライラは募るばかり。

朝昼晩と、お客様さながらに食事をしに来る義父母。

もう、いい加減にして!!!

と、とうとう態度に出してしまった私。

食事中、イライライライラ…

さすがに義父がその事にカチンときたようで、たしか今年2月の初旬の朝のことでした。

私と百貫デブを前に威圧的に、来月の3月から食事を別々にすると言ったのです。

それから、私の態度が悪いからもう少し様子をみるみるために食事を一緒にしていたとも。

はあ?様子を見るため?

それを正月過ぎに言うならまだわかりますよ。

自分勝手にいつまでもズルズルこちらに甘え続けてたことは棚にあげて、正直、何で威圧的に言われなきゃいけなかったのか私には納得出来ませんでした。

義父のほうから去年何度も食事を別々にするって言ってて、百貫デブもそれを聞いてたんですよ。

それを百貫デブに言ったら「オヤジは自分の言ったことを勝手に変えることがあるからなぁ」とまるで他人事。

そんなこと私が知るわけもないのに、私が無理やり追い出したみたいになってしまったんです。

百貫デブや義父母とちゃんと話し合えばよかったのかもしれませんが、はっきり言って結婚して百貫デブの家に入ってからというもの、冷静な心理状況の日なんてありませんから。

でもまぁ、とりあえずは別々に食事をすることになったので結果オーライ。

義父とはそれ以来あまり関係がよくありません。

こちらが無理しても向こうは当たり前のように甘えるばかりのようなので、これから先を考えれば仲が悪い方が義父母たちも自立してやっていってくれるんじゃないかなって思っています。

福祉関係の仕事で、年寄りは大事にし過ぎるとどんどんダメになっていくということを身をもって実感する毎日を送っていますからね。