43才で結婚した女の孤軍奮闘日記

百貫デブで農家の跡取りと結婚してしまった43の女のその後をせきららにつづります。

結婚までの軌跡(その2)

毎日暑いですね。

なんだか「暑い」という字をみるだけで、体感温度がグイッと上がる感じが致します。

はい、それでは前置きはここまでにして早速本題へ参りましょう。

前回の続き…

40を過ぎて、ようやく結婚へと気持ちが向き始めた私。

結婚相談所でカモにされるよりはマシかもと、ダメ元で親に相談致しました。

ま、ド田舎なのでまともな結婚相談所なんてあるわけないのですが。

すると…

そこそこの企業に勤める3才年上の男性がいました!

おまけに大学院卒業で、元教員。

おおおおおおおお…

マジか?

さすが田舎!

嫁不足はホントで、カスの中にもダイヤやルビーが転がっていたかとばかりに、さっそく話を持ってきた親の知り合いを通じて会う段取りをつけて頂きました。

ところが…

結果から申しますと、この男。

とんでもない食わせ者だったのです。

勤め先は正社員ではなく非正規。

幸い深い関係には至りませんでしたが、付き合っていくうちに他にも残念な事実が分かって来ました。

某アイドルグループのファン。

オエェェェェ…

40過ぎてアイドル…

しかもほとんどが未成年。

うわぁぁぁぁ…

けれど彼の部屋には、アイドルグループのポスターやCDは見あたらなかったので、それほど熱心なファンではないのかなと思い、また自分の年齢的にももう彼しかいないと思った私はガマンすることに。

が!!!

とんでもない事実が発覚。

数年前、彼がまだ教員をしていた頃。

中学生の自分の教え子に手を出した(卑猥な行為をした)前科持ちだったんです。

場所は同じ県内のスーパーの駐車場。

彼曰く、その女生徒とは同意ので、通報したのは金目当ての彼女の親だとか。

だから、その女生徒とは彼女が二十歳になるまで同棲してたとのこと。

しかも、そのことは彼の親も知ってて結婚のために隠していたのです。

女生徒とは同意の上だったとか、同棲のことは彼からの話だけなので事実かどうかわかりませんが、事件に関してはネットに曝されているので間違いないと思います。

お世辞にもイケメンとは言えない非正規のロリコン前科持ちで、今では何の役にも立たない高学歴を売り物に結婚させようとした、自分勝手なジジババ付き。

それでもアル中やDVよりはマシとガマンして結婚したとしても、おそらく彼との間に子供が出来ることはなかったと思います。

会うことはあっても私に手を出してくる気配は全くなく、話が結婚となるとなかなか前向きに考えようとはしませんでした。

おそらく成人女性は受け付けられなかったのでしょう。

だから、事件になっても同棲までした女生徒とは彼女が成人したから別れたのかも…

その後彼とはお別れ致しました。

話を持ってきたうちの親の知り合いの人も前科のことは知らなかったようです。

ま、知ってたら話は持っては来なかったでしょう。

で、それから数ヶ月の後、ひょんなことから昔の知人と電話て話す機会があり、ある男性を紹介して頂きました。

その男性が今の旦那。

溺れる者は藁をも掴む。

今の旦那と初めて会った時、私の心境はまさにそれだったのです。

結婚までの軌跡(その1)

ども、すずめです。

毎日暑い日が続きますが、皆様大丈夫でしょうか。

さて、さっそく本題。

私が住んでる場所は具体的には申せませんが、とにかく田舎です。

道を歩けば金田一耕介が下駄をならしながらひょっこり顔を出しそうな、最低賃金が国内でもっとも低い場所でもあります。

今思えば、そんな超ド田舎でよく43年も一人でいれたものです。

ま、高校を卒業した後には地方都市で数年暮らしていましたが、平成の大不況の煽りで当時の職場の給料が年々下がって心身ともにボロボロになった私はあえなく生まれ故郷へとUターンすることになったのです。

帰った直後はパートの仕事をしていました。

で、田舎特有の嫁不足にて結婚の話もチラホラ…

当時はまだ20代!

でも女の私から言わせてもらえれば、「嫁不足」ではなくて「イイ男不足」。

ほとんどが長男で後継ぎ。

もちろんジジババ付き。

ジャニーズばりのイケメンで高収入なら、それくらいはガマン出来るでしょう。

しかし!

そんな人は絶対数が少ないうえに、自分がナンボのものかを知っているため、親戚や友達にに自慢出来るような若くて可愛くてスタイルの良い女性を選びます。

で、予選落ちの私に回ってくるのは自営業や非正規雇用ばかり。

おまけに覇気が無く、神経質で暗い感じの人ばかり。

そんな人と結婚して毎日を送らなければならないのかと思うと絶望しかありません。

実家暮らしで贅沢さえしなければ何とかやっていけれる状況にいた私。

結婚なんて自分から夢も希望もない不幸な道へと突き進む、愚かな選択以外なにものでもなかったのです。

で、まともな出会いに恵まれることなく諦め顔の両親を尻目に、のほほんと過ごしていた私の年齢は30代後半。

いわゆるアラフォーの仲間入り。

そうなると途端に結婚の話はパッタリとなくなりました。

そう。

ここは田舎。

後取りはその家の子孫繁栄のため種馬的役割を果たさなければならないのです。

ならば、嫁はブスでも出来るだけ若いほうがいい。

ここでうちの田舎の結婚事情を大まかにご紹介。

(公務員でイケメン)→若くて可愛い女性と結婚。いわゆる勝ち組。

(貧乏でイケメン)→まあまあの相手をゲットする可能性大。

(高収入か公務員で不細工)→優しさや親との同居なしをアピールすれば何とかなるかも。

(貧乏で不細工)→生涯未婚か、親が本人の意思に関わらず子供を産ませることだけのためにブスでも出来るだけ若いのを見つけてむりやり結婚させることも。

私がどれに選ばれて結婚したかは、おいおいお分かりになって頂けるかと…

で、そうこうするうちに年齢はいつのまにやら40から41へ。

さすがに、ちとヤバいかな?なんて思い始めたわけです。

けれど結婚の話はとうに事切れ久しい状態。

辺りを見ませば両親は後期高齢者と呼ばれるゾーンに片足を突っ込み、同世代の知人友人には中学生になろうとする子供がチラホラ…

自分は自分、他人(ヒト)は他人(ヒト)と鼓舞するも、30代には不思議と感じなかった、生きていれば必ず訪れ決して逃れることのできない自分自身の老いや両親の死への恐怖がとたんに大きくなって行きました。

ま、当時は恐ろしいほどの薄給だったため、経済的な理由からだったのかもしれません。

で、ダメもとで親に相談したところ…


と、今回はここまで。

次回もお付き合い頂ければ幸いです(^^)

はじめまして!

お初にお目にかかります。

月乃すずめと申します。

もちろん実名ではありません。

そして決して朝ドラに影響されたわけではありません。

10年以上前から使っているハンドルネームにて愛着があり、というか、ぶっちゃけ他の名前を考えるのがめんどくさかっただけです。

御容赦。

さて前置きはこのくらいにして、そろそろ本題へと移らさせて頂きます。

ブログタイトルどおり私は43才まで、いわゆるお一人様でした。

そんな世間的には「四十過ぎのババア」の私がなぜ結婚したのか(出来たのか)、そして結婚した後どのような生活を送ることになるのか…

結婚相手は同じ地元で私より三才下の百貫デブ。

五人兄妹の三男にして農家の跡取りのジジババ付き。

おまけにマザコンならぬ妹大好きのシスコン。

実名がわからないギリギリまで、リアルに書いて思いっきり毒を吐きまくっていこうといのが、このブログの主旨です。

結婚と言えば幸せいっぱい夢いっぱいという世間的なイメージとは真逆の世界。

これからもお付き合い頂ければ幸いです。